ケンポウカイセイにサンセイ?ハンタイ?

ふと新聞を見ると、「憲法改正に賛成か?反対か?」というアンケート結果がありました。

とてもとても疑問に思ったのは
憲法改正云々の議論って「改正するかしないか」よりも「どう改正するか」が先なのではないでしょうか?

例えば、Aという改正案とBという改正案があるとすると、
・Aの改正案にもBの改正案にも賛成
・Aの改正案に賛成だが、Bの改正案に反対
・Aの改正案に反対だが、Bの改正案に賛成
という人たちは全員「賛成」側にまわってしまいます。
さらにC案、D案というのがあったとすると「賛成」側にはいろんな人がまざります。

要するにこのアンケートでは「賛成」側の人たちが何をもって「賛成」なのか、
実態がよく分からず、かたくなに「反対」という人たちをあぶりだしているだけの
アンケートに見えました。

もしくは、「憲法改正と言ったら●●を指す」という共通認識が世の中では
既にできていて、私が無知なだけなのでしょうか?
ちょっと前は、論点になっていたところはぱっと思いつくだけで複数あった気がしたのですが(9条とか96条とか)それが今は収斂されているということなのでしょうか?

あとでよく調べてみようっと。